CREWBLOG 月・火・木・金・土 更新 個性溢れる!スタッフたちが賑やかに奮闘中です♪
2017.06.27 お家づくり

『高気密』と『高断熱』

 

 

住宅の性能のことを考えると、必ずチェックしておきたい数値があります☝✨

 

⭐1つ目は、「C値(すき間相当面積)」

 

これは、「気密性」をはかるモノサシであり、文字どおり、その家にどれくらいのスキマがあるかを示す数値で、

住居全体のスキマ面積(平方センチメートル:㎠)を延床面積(平方メートル、㎡)で割ることで計算できます。

 

C値
床面積1㎡あたりのすき間面積

家全体のすき間の合計(㎠)

建物の延床面積(㎡)

値が小さいほど、「すき間が少ない=機密性が高い」

 

 

「C値」は、個々の住宅の気密性が現場の施工精度の影響を受けるため、実際に1軒1軒測定する必要があります。

 

キュービックホームでは、全棟測定し、C値は0.9以下でないと次の工程に進みません

 

過去C値0.4を出した現場の某Y棟梁は、「これ以下はだせないだろう」と言って、

今でも胸を張っています👏✨

 

 

 

 

⭐2つ目に、「Q値(熱損失係数)」

 

これは、「高断熱」を図るモノサシで、住宅全体から逃げる熱量を床面積で割った数値で、

 

室内と室外の温度差が1℃のときに、床面積1㎡あたりで1時間にどれくらいの熱量が逃げるか(W/㎡K)を表しています。

 

Q値は、設計図から算出することとなります。

しかし、実際の測定ができないので、実際の施工精度によってバラツキが生じてきます。

 

したがって、実際に測定するC値でいい値がでていれば施工品質も安心かもしれません。

 

キュービックホームでは、Q値は、1.9以下としています。

 

Q値
熱損失係数

建物から逃げる熱量(W/K)

建物の延床面積(㎡)

値が小さいほど、「冷暖房した空気を逃がしにくい=断熱性が高い」

 

 

「高気密」「高断熱」の家のメリットは、

  1. 冷暖房費が抑えられる省エネ住宅であり、家計の電気代の節約に大きな効果があります。
  2. また、家じゅうの温度差がなくなりますので、「ヒートショック(温度差で心臓に負担が生じ、心筋梗塞や脳血管障害を引き起こす)」や「コールドドラフト(暖房をつけながら足下だけが寒い等から体調を崩す)」を抑制し、健康的な生活を送れる。
  3. 温度差から発生する結露の発生が抑制、家の劣化を促進する壁内結露が生じにくくなり、家が長持ちする。
  4. カビやダニが発生しにくい。
  5. 外部からの花粉やPM2.5等の侵入を防止
  6. 防音効果も高い。

などがありますが、なんといっても、家の資産価値が維持できます✨🏡✨

 

 

昔は、家は消耗品であり、家の寿命30年、古くなったら建て替えるといった考えでした。

 

しかし、近年は、家は、何世代にもわたって長く住み続けることであり、

資産としての価値を維持していく流れにあります。

 

資産価値を維持していくためには、「高気密」「高断熱」はチェックする重要なポイントです☝🌟

 

 

キュービックホーム 青木

 

NEXT⇒木曜『Funny』の更新! お楽しみに♪

 

 

 

この記事をシェアする
Twitter Facebook
CREW BLOGについて
スタッフ
総勢11名のスタッフが更新中 「微笑みあふれる家づくり」をモットーに、感動のお家づくりを総合プロデュースしている、キュービックホームのスタッフブログ。下記のテーマに沿って皆様に役立つ!?情報を発信しています。
記事カテゴリー
アーカイブ
2024年 2023年 2022年 2021年 2020年 2019年 2018年 2017年
ページTOPへ