2025.08.14
復活!「食いしん坊社長の徒然日記」
ファミリーヒストリー
キュービックホーム社長の久文です。
これは今をさること92年前の写真!
写真中央の蝶ネクタイの紳士は、私の祖父の久文政太郎さん、
その横の庇髪(ひさしがみ)のご婦人が、祖母のナカヨさん、
そしてその祖母に抱かれているのが、わが父 久人(ひさと)だと思われます。
当時、祖父は飯石郡頓原町(いいしぐん とんばらちょう:現在の飯石郡飯南町頓原)で製材業を営んでおりました。
幼くして実母を亡くした父は、その後は継母に育てられます。
そして、中学を卒業すると諸般の事情により傾いた家計を助けるべく土方(どかた:土木作業員)となり、
日々の辛く厳しい仕事に向き合いながらも、いつしか請負師になりたい!という夢を持つようになりました。
※請負師(うけおいし:当時の土木建設業者)
請負師になるためには、どうすればいいのか?
父は、請負師の登竜門たる石工(いしく:石垣を組み上げる職人)の道に進み、辛い修行にも耐え、やがて石工として認められるようになり、
その後は幾多の苦労も乗り越えて、念願の土木工事業者となりました。
※登竜門(とうりゅうもん:立身出世のためにくぐる関門:中国の黄河にある「竜門」という急流を登った鯉は竜になるという言い伝えから)
その間、母と出会い、姉が生まれ、故郷を離れ、見知らぬ町で事業を起こし、
そして、その後は・・・と私に続くわが家の歴史(ファミリーストーリー)を
いつかは息子たちに語ってやらないといけないなぁ~とは思っているのですが、
お互い何かと忙しい日々の暮らしの中では、なかなかそんな話をするきっかけさえもつかめない私たち、
ということで、こんな話をするには、盆が一番!なんだけどなぁ~…と今年も思う私でありました。
(^_^;) いやぁ~…来年くらいにはできるかなぁ~…はい。